サラ金審査も怖くない!サラ金とのお付き合いマニュアル

これでサラ金審査も怖くない!!サラ金と上手に付き合おう

皆さんは「サラ金」と聞いてどのようなイメージをお持ちになるでしょうか。

 

  • 強引な勧誘
  • 高い金利
  • 怖い取り立て
  • サラ金地獄 サラ金自殺

 

このようなマイナスのイメージを多くの方がお持ちになるのではないでしょうか。

 

一方「消費者金融」と聞いてどのようなイメージをお持ちになるでしょうか。

 

  • 独特のCM
  • 人気俳優のポスター
  • ネオンが明るい店舗や無人契約機
  • 手軽なキャッシング

 

このようなイメージを多くの方がお持ちになるでしょう。

 

名称は違いますが「サラ金」と「消費者金融」は同じ金融機関を指すことをご存じでしょうか。

 

「サラ金=消費者金融」は小口の個人向け融資を提供する金融機関のことです。
戦後からの復興を遂げた1970年代以降、個人消費者向けの貸出業務が発展してきます。

 

この頃は利用者を「サラリーマン」としていたことから略して「サラ金」と呼ばれるようになりました。
また営業所が市街地や街中にあったことから「街金」とも呼ばれていました。

 

しかし法律などの整備が行き届いておらず、過剰な融資や高利の貸付が問題となっていました。
この頃の悪いイメージが、そのまま現在まで残っているのです。

 

1980年代に入り、利用者が女性(OL)や自営業者まで拡大するのに伴い、金融業界でもマイナスのイメージを払拭する対策が取られます。
「サラ金」に代わり「消費者金融」という名称を用いるようになり、クリーンなイメージで顧客を勧誘する動きが高まりました。

 

2005年には、社団法人神奈川県貸金業協会の吉野英樹会長の名で「サラ金と呼ばないことを求める」声明も出されています。
法律の整備や規制の強化も図られ、現在では安心して利用できる「サラ金=消費者金融」となっているのです。

 

サラ金(消費者金融)は個人向け小口融資を提供しています。
小口とはいっても、数十万円単位から1,000万円以上の貸出を可能としている先もあります。

 

個人向けですので、基本的には法人事業資金などには利用できません。
またギャンブルや株式投資などの投機性資金としての利用も禁止されています。

 

金銭契約は、多くの先が「当座貸越契約」となっています。
借入に利用できる「借入限度額」が設定され、借入限度額の範囲内で借入と返済を繰り返していきます。

 

借入限度額に空き枠があれば、基本的にいつでも自由にお金を借りることができます。
返済により空き枠が生じれば、その空き枠を使って追加借入を行うことができます。

 

サラ金融資は、基本的に無担保・無保証です。
利用に際し、担保を提供したり、保証人を立てる必要はありません。

 

逆にいえば、担保や保証人に頼った借入はできないということになります。
あくまで利用者の返済能力が重要となります。

 

利用者の返済能力を判断することを「審査」といいます。
サラ金でお金を借りるには、必ず審査に合格しなければいけません。

 

街中の金融業者の中には次のような宣伝を掲げている先もあります。

 

  • 誰でも即融資!!
  • 無審査でお貸しします!!
  • ブラックでもOK!!

 

このような金融業者はいわゆる「ヤミ金」と呼ばれる存在です。
融資を行う代わりに法外な利息や手数料を請求してきます。

 

暴力団関係者が出入りしている事務所も多いので、決して近寄らないようにしましょう。

 

サラ金の審査基準は各社で異なっています。
A社で不合格であっても、B社で合格できる可能性もあります。

 

また審査基準は一般的に公表されていません。
商品案内などの利用条件としては、多くの先で次のような表現が用いられています。

 

  • 年齢20歳以上65歳(会社によっては69歳)以下の方
  • 安定した収入のある方
  • 当社の審査基準に合格できる方

 

この条件のうち「年齢」についてはハッキリしています。
まず20歳未満の未成年はサラ金を利用できないということです。

 

未成年の金銭契約は保護者の同意がなければ無効となる可能性があります。
貸したお金が無効となるリスクを避ける目的があります。

 

また65歳(もしくは69歳)を越える高齢者の方にもリスクがあります。
高齢者の場合には、利用途中に残念ながら亡くなってしまう可能性があります。

 

借入を抱えたまま亡くなると、複雑な相続手続きが必要となります。
トラブルにも発展するリスクを避ける目的があります。

 

年齢以外の条件については、非常にあいまいです。
まず「安定した収入」とは、返済を十分に行うだけの収入を備えていることを意味します。

 

ポイントは「安定」という文言です。
単純に収入額が多ければ問題ない、というわけではありません。

 

例えば前月の月収は60万円だったが今月は0円のAさんと、毎月コンスタントに30万円の月収をあげているBさんでは、Bさんがより審査上は有利になります。

 

安定した収入には、勤務先が重要になります。
大企業→中小企業→零細企業の順番で審査上は有利に判断されます。

 

また勤務形態もポイントです。
公務員→正社員→派遣社員→パート・アルバイトの順番で高評価を得ることができます。

 

個人事業主などは審査上では厳しい判断が行われます。

 

最後の「当社基準に合格」という表現もあいまいです。
審査基準は一般的に公表されませんので、「当社基準」がどのようなものなのかは知ることができません。

 

ただし、審査の目的は利用者の返済能力を判断することにあります。
先の「年齢」「収入」「勤務先」「勤務形態」の他の各属性を総合的に判断し、貸しだしてもよいかどうかを判断するのが「基準」となります。

 

属性には、他に次のようなものを挙げることができます。

 

  • 勤続年数
  • 居住形態 持家か賃貸か
  • 電話 固定電話か携帯電話か
  • 家族構成

 

さらにサラ金の審査で重要視されるのが「個人信用情報」です。
「個人信用情報」とは、金融機関や信販会社、クレジット会社などの利用状況を記録する情報のことです。

 

これらを利用した場合には「個人信用情報機関」を通じて一定の情報が記録されます。
借入日・借入先・金額・最終期限・返済履歴などが記録されています。

 

サラ金の審査ではこれらの情報を必ず確認します。

 

情報確認により返済に支障のある情報が発見されると、まず審査に合格することはできません。
例えば返済に遅れが生じている方が、新たな借入をきちんと返済できるわけがありません。

 

仮に「うっかり返済し忘れていた」という場合でも、それだけ信用できない利用者と判断されます。
「個人信用情報」とは文字通り「個人の信用力の情報」であるといえるでしょう。

 

「個人信用情報」では過去の金融事故も記録されています。
過去に長期の延滞(概ね3ヶ月以上)や自己破産・民事再生などの利用実績も記録されています。

 

これらの情報は一定期間保存されます。
例えば長期の延滞を返済により解消したとしても、「延滞した」という記録自体は一定期間消えることはありません。

 

多くの場合5年〜10年間は保存されますので、この間は審査に合格することは難しいでしょう。

 

このような審査に合格して初めてサラ金でお金を借りることができます。
審査基準は一般的に公表されませんが、ある程度常識の範囲内で判断することができます。

 

自分自身の状況をよく把握しておけば、審査に合格できるかどうか、ある程度推測することは十分可能ではないでしょうか。

 

冒頭に述べたように「サラ金」にはマイナスのイメージが残っています。
しかし現在のサラ金は、一部の悪徳業者を除いては、非常に安心して利用できる存在です。

 

審査制度もしっかりしていますので、お金に困った場合には是非利用を検討してみましょう。