サラ金の審査とは何かご存じですか?

サラ金でお金を借りるには、必ず審査に合格する必要があります。
街中の金融業者の中には「無審査でお貸しします」といった宣伝を掲げている先もありますが、決してこのような誘いに乗ってはいけません。

 

法外な利息や手数料を請求される結果になります。
暴力団関係者が出入りしている「ヤミ金」である可能性が高いので、絶対に関係を持たないようにしましょう。

 

サラ金の審査とは、利用者の返済能力を判断し、貸していいのか、どれだけ貸すのかを決めることです。
しかしその基準はサラ金会社ごとに異なっており、一概に「この内容なら審査に合格できる」ということはできません。

 

しかも審査基準は一般的には公表されません
万が一審査に不合格となった場合でも、単に「当社の審査基準に合格できませんでした」と通知されるだけです。

 

その明確な理由を知ることはできません。
ただし、審査の目的を考えてみると、その内容をある程度推測することは可能ではないでしょうか。

 

サラ金の商品案内などには、利用できる方として次のような表示がされています。

 

  • 年齢20歳以上65歳(69歳の場合もあり)以下の方。
  • 安定した収入がある方。
  • 当社の審査基準に合格できる方。

 

年齢については利用可能者をはっきり区別することができます。
まず20歳未満の未成年に対する金銭契約は、保護者(親)の同意が無い場合無効となるリスクがあります。

 

また65歳(もしくは69歳)以上の高齢者には、利用途中で残念ながら亡くなってしまうリスクがあります。
これらのリスクを避ける目的で、利用者に対して年齢制限を設けています。

 

後の2点(安定した収入・当社の審査基準)を判断するのは、申込者の「属性」です。
「属性」には次のような項目を挙げることができます。

 

  • 年収

収入自体が多ければよいというものもありません。
重要なのは、収入が「安定している」ということです。

 

前月の月収が60万円だったが今月は0円のAさんと、毎月コンスタントに月収30万円を挙げているBさんでは、Bさんが審査上高評価を得ることができます。

 

  • 勤務先

大企業→中小企業→零細企業の順番で評価されます。
官公庁勤務の公務員などは高い評価を得ることができます。

 

  • 雇用形態

正社員→派遣社員→パート・アルバイトの順番で評価されます。
個人事業主などは厳しい評価となります。

 

  • 勤続年数

同じ先に長く勤務していると高い評価を得ることができます。
一般企業では最低1年以上の勤続年数、個人事業主などは最低3年以上の営業年数が求められます。

 

  • 家族構成

子供をたくさん抱え、これから養育費や学費の負担が大きくなると判断されると、審査でも影響を受けることがあります。
単身世帯ではまず問題なく、親と同居している場合なども高い評価を得ることができます。

 

  • 居住形態

持家(家族を含む)の場合には高評価を得ることができます。
ただし賃貸であっても、他の属性に問題なければ影響は少ないでしょう。

 

  • 他社の借入

他社で多くの借入を利用されている方は、審査でも不利となります。
とくに「総量規制」の対象となる借入は、総借入の合計が年収の3分の1を越えることはできません

 

一般的に借入残高よりも借入件数自体が多いと(細かい借入が多い)審査では厳しく判断されます。

 

  • 過去の金融事故

過去に長期の延滞(概ね3ヶ月以上)や自己破産・民事再生などの法的処理を行っていると、審査にはまず合格できません。

 

現在のサラ金の審査では、これらの「属性」を点数化して自動的に結果を判断する傾向にあります。
「属性」の中で問題点が生じれば、それはすなわち点数が低い(点数が付かない)ことになります。

 

結果として審査に不合格となってしまうのです。